面接の対策
interview
「面接」は採用(企業)側があなたを必要かどうか判断する場。だけではありません。
あなたも本当にこの会社に入っても大丈夫なのか、後悔しない会社なのかを判断する場でもあります。
両者が両者を見極める場が面接になりますので、お互い失礼にならないようにしっかりと準備し後悔の無いようにしましょう。
以下は、あくまでも一般的な回答になりますのでその他不明な点等ございましたら弊社担当コンサルタントまでお気軽にお問い合わせください。
【自己紹介】:自己紹介をお願いします。などから始まるケースが多いです。
- まずは面接の機会をいただけたことへのお礼。
- 氏名
- 最終学歴卒業後、〇〇会社に入社。〇〇を経験したのち、現職である○○会社に転職し、○○を経験しました。
実績としては△△です。今回、~~ことから御社の□□にて自身をさらに成長できるのではないかと考えております。
本日はよろしくお願いいたします。
※△:自身の強みやアピールポイント
※~:転職理由を簡単に説明
※□:志望動機を簡単に説明
★ポイント★
以降続く転職理由や志望動機、自己PRの部分などを自己紹介で端的に話しておくと面接官の興味を惹きつけることができ、以降の会話で詳しい話を膨らませ、より説得感や内容の濃い良い面接ができます!
【転職理由】:どうして以前の会社を辞められたのですか?転職を検討するに至った経緯を教えてください。
- ワークライフバランス改善:〇年以上残業時間がなかなか改善せず、資格取得のための勉強時間や家族との時間を作っていきたいと思ったのがきっかけです。上長や管理部にも何度か改善できないかと相談をさせていただきましたが受け入れてもらえませんでした。自分自身の今後のキャリアを考えたうえで転職も選択肢だと判断し、転職を決意しました。
- 給与改善:現職に努め〇年になりますが、上司の給与と大差なく、将来的な不安を漠然と感じたのがひっかけです。今後、結婚や家族が増える可能性なども考えると、今できることとして転職も選択肢だと判断しました。
★ポイント★
すべての項目に言えることですが、現職(前職)に対するネガティブワードは採用企業側としても警戒するポイントになりますので、ポジティブワードで説明を終えるように心がけましょう!
【志望動機】:弊社への志望動機を教えてください。弊社に入社したい理由はなぜでしょうか。
- 「先ほど転職理由にて〇〇お伝えしましたが・・・」矛盾が起きないようにします。
- 御社であれば自身の希望が叶う可能性が高いことをアピール
- また、自身のスキルや資格とマッチ度が高く、向上していけることを最後に伝えましょう。
★ポイント★
- 自身の転職の軸がブレていたり、転職理由と志望動機が矛盾していると深堀され、あせってしまう原因になります。
- 面接官は「それは弊社でなくてもいいよね?すぐ辞めないかな?」を一番気にしますので自身の本気度を何よりアピールすることをオススメします! また、事前に最低でもHPは確認しておいてください。
【自己PR(活かせる経験・実績・スキル)】:あなたの強みは何ですか?成功体験などあれば教えてください。
- 結論から強みを言います。「私の強みは〇〇です。」
- 理由を説明します(事例など)。「〇〇することができました。」
- 「御社に入社することができれば、〇〇を活かすことができます」とさりげなく入社の意欲もアピールしましょう。
※強み例:丁寧さ、スピード(行動力)、根気、コミュニケーション能力(協調性)など
★ポイント★
③で説明しておりますが、自慢大会ではないため、その強みが会社に入社することでどのように活かせるのか、あなたが会社に入社して業務をしているイメージを与えられるかがポイントです!
【逆質問(面接官への質問)】:最後に不明な点や聞きそびれたことなどありますか?
- 入社をイメージした質問を準備しましょう。「今後、資格は積極的に取得していきたいのですが、入社前にこの資格の勉強はしておいたほうがいいなどございますでしょうか。」
- 譲れないポイントはさりげなく聞いてもいいかと思います。「今回、ワークライフバランスの改善をしたく転職活動を行っており、御社であれば改善できる可能性が高いと思っているのですが、メリハリをつけて働くために取り組まれていることなどございますか。」
- 企業研究をしっかりとしましたとアピールする「御社のHPをみて、〇〇に対し取り組まれていますが、具体的にはどのような活動をしていますか?」
- 長期就業をイメージした質問「御社でながく就業されている方はどういった部分がその方と御社がマッチしているなどわかりますでしょうか。」
- キャリアアップの志向をアピールする「私は将来的にマネジメントにも関わっていきたいのですが、昇給昇格に近づくために必要な人格像や資格や経験などありますか?」
※強み例:丁寧さ、スピード(行動力)、根気、コミュニケーション能力(協調性)など
★ポイント★
逆質問は自分をアピールできる最後のチャンスでもあります!「特にありません」=「入社する気はありません。」になる可能性がありますのでNGです。必ず3つは準備しておきましょう。※勤務条件ばかり質問もNG。仕事内容や入社ビジョンについての質問をオススメします。
【答えにくい質問】:ほかに受けている企業はありますか?残業の許容範囲はありますか?夜勤はどれくらい大丈夫ですか?転勤は可能ですか?
- ほかに受けている企業はありますか?→「数社ありますが、御社が第一希望ですので内定をいただけた際には入社したいと思っております。」
- 残業の許容範囲はありますか?→「現職でも週〇〇時間程度残業しており、時期によって業務量に差があるのは想定しています。ただ、あまり残業が多いと翌日の業務を圧迫しかねないので、普段から効率的に作業できるよう手順を工夫していきたいと考えております。」
- 夜勤はどれくらい大丈夫ですか?→「現職でも案件により夜勤はありますので抵抗はないですが、極力少ないに越したことはないです。」
- 転勤は可能ですか?→「はい、可能です。ですが今後のライフスタイルによって制限される可能性もありますがその際の御社として考慮いただける部分はございますでしょうか。」
- 契約社員でも可能でしょうか?→「可能ですが、正社員になるための条件などお伺いしたいです。」
- 企業を選ぶにあたって重要視していることはなんですか?→「第一に〇〇です。第二に〇〇を重視し転職活動をしております。御社で叶う可能性が一番高いと思い応募させていただきました。」
★ポイント★
入社後のトラブルがないように企業としては踏み込んだ質問をしてくることがあります。ご自身も転職軸をブラさないように率直に話しましょう!※ただし、真っ向からの否定は面接官側の印象を下げますので配慮のある発言に気を付けましょう。
【その他】
- 現在、目指している資格はありますか?
- ExcelやWordはどのくらい使えますか?
- CADは使えますか?
- 資格取得に向け、日々勉強していますか?
- これまでの職務で得たスキルは何ですか?
- 弊社は何に特化した会社かわかりますか?
- 年齢差関係なく人と話すことは得意ですか?
★ポイント★
業界特有の質問などはご自身の経験のもとお話しいただければと思います!